豊里稀龍館は,大阪府大阪市東淀川区で活動しております。
阪急京都線,上新庄駅 東方約1キロメートルにかかる淀川豊里大橋西詰に,近い豊里小学校体育館を道場として,昭和五十四年七月に創立されたものであります。
当地域はその昔,田園地帯で集落が散在する程度でありましたが,急激な都市化ににより高層住宅の林立する素晴らしい住宅地を形成して,今日にいたっております。このため,当剣道クラブが発足した当時の豊里小学校の児童数は何と日本一を誇る二千四百名の大マンモス校でありました。
これだけ多い児童の健全育成指導を,学校,父兄のみに依存することは最善ではない,次代を担う少年の育成指導は地域の連帯責任として取り組む必要がある。
そのためには何か良い方策は無いかと豊里剣道クラブの初代安達為一氏が当時の豊里小学校宇治丸要先生及び地域の有力者今田恭生氏,山本武彦氏,大西勝洋氏,その他主だった方々と連日熟考を重ねた末に豊里に剣道クラブを創立して,剣道を修練し,躾,礼儀,心身の鍛錬により次代に,ふさわしい立派な人間形成の場にしようと言う結論に達し,そして教育委員会,地域諸団体PTA並びにご父兄の積極的なご支援ご協力を求めて創立されたのが豊里剣道クラブの誕生であります。
※2017年4月より、名称を豊里剣道クラブから豊里稀龍館に変更しました。
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